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コモン・レッド・ステム・フィグ
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- 2010/05/31(Mon) -
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![]() その木の幹に小さな実が一杯張り付いています。 つい最近まで緑色だったのに、今日はきれいなピンク色や赤色。 完熟してる・・? ![]() イチジク・・? ![]() コモン・レッド・ステム・フィグ (Common Red-Stem Fig)という名前。 フィグと言うことは、やっぱりイチジクの仲間。 そういえば、中近東産の乾燥イチジクはこれと同じ位のサイズです。 中身もこんな感じ。 これと同じものなのでしょうか・・? 先週、NHKの「ダーウィンが来た!」ボルネオの森に住むヒヨケザル特集の時、そこに住むお猿さんがこのイチジクを食べてるのを見ました! お猿さんが食べられるのなら、人間も食べられる・・・? 食べられるかどうか知りたくて、ちょっと調べてみました。 ![]() コモン・レッド・ステム・フィグ (Common Red-Stem Fig) 学術名:Ficus variegata 和名:クビナガイチジク、コニシイヌビワ、ギランイヌビワ 中国名:青果榕 科:クワ科 Moraceae 原産地: インド、中国南部、インドシナ半島、マレーシア 落葉高木。 樹皮は、淡い桃褐色。 葉は、先がとがった心臓のような形。 実は樹幹に群生。 樹皮繊維は、布や製紙に使用。 (昔、ボルネオの森の原住民達は、この樹皮から陰部を隠すフェルトのような布を作ったそうです。) 樹皮およびフルーツは、赤痢の薬として使用できる。 昔は、幹から採れるラテックスがバティック制作に使用されていた。 フルーツは、鳥やマカク猿の好物。 人間が食べるのは、飢饉の時くらい。 イギリスの植物学者、アイザック・ヘンリー・バーキル氏(Isaac Henry Burkill、1870年~1965年)によると、 このコモン・レッド・ステム・フィグは、 「(西欧人には)食べられるような代物ではない!」 のだそうです。 そうなんだぁ~。 食べられるけど、不味いのね。 今度、お腹こわした時に食べてみよう・・・。 ![]() ![]() 【2010年6月1日追記】 yamaojiさんの住むタイのドイプイ村では、このイチジクは豚のえさだそうです。
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