スポンサーサイト
- --/--/--(--) -
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ このブログのトップページへ
しつこい・・・? 「サンカンチル」 Part 3
- 2006/10/11(Wed) -
マンゴーとバナナ
まめじかカンチルのおはなし
(アジア・アフリカ絵本シリーズ)


<<カスタマーレビューより抜粋>>
インドの伝統的染色芸術であるカラムカリという手法で描かれた、めずらしい絵本。
巻末にはカラムカリの手順が丁寧に解説されています。
話しのほうですが、もとになっているのはインドネシアの民話。
なんとなく日本の猿蟹合戦を彷彿させるものがありますね。
猿とまめじかが登場するのですが、猿はずるいヤツとして描かれています。
果物を独り占めしようとする猿に対して、まめじかがとった作戦がみもの。




今日会った中華系の友人に、「サンカンチルの話を聞かせて。」と頼んだら、「サンカンチルとワニのサンブアヤ」をしてくれました。

彼女と一緒に行った美容室で、私の髪をカットしてくれたマレーのお兄さんはゲイ。(アッ、関係ないか。)
そのヘアースタイリスト兄さんにも しつこく聞きました。
彼の知ってるサンカンチルも、「ワニのサンブアヤをだます ずる賢いサンカンチル」でした。

なんで、なんで?
どうして、正義の味方のサンカンチルの話をしてくれないの?

私 :「サンカンチルの大岡越前バージョンは知らないの?」
二人 :「あるかもしれないけど、皆が知ってるのはサンカンチルとサンブアヤの話よ。」

私 :「それじゃぁ、この話のモラル(教訓)は何?」 
マレー兄さん :「賢くなれってことじゃない?」

私 :「人をだます賢さを培えってこと?」
マレー兄さん :「・・・?」
中華系姉さん :「騙されないように賢くなれってことじゃないの。」

マレーシアでは、ずる賢いサンカンチルが人気なのでしょうか?
なんか、後味が悪いというか、納得できない・・・ので、またインターネットで調べてみました。
「サンカンチルと蟹」、「サンカンチルと虎」、「サンカンチルとウサギ」など他にもあったのですが、全部マレー語なので私には理解不可能でした。

この【サンカンチル】、まだまだ調査の余地がありそうです。


New Sang Kancil Tales(現代版サンカンチル物語)というウェブサイトを見つけました。
このサイトの管理者が作ったサンカンチルのお話のようですが、結構、面白い。


The New Sang Kancil Tales-------------------------
ワニの仲間達、サンカンチルに6千万リンギの損害訴訟


「我々は間抜けではない!」と神に誓ってワニ宣言。

クアラルンプール、1999年5月4日 -- 自分達は間抜けではないと宣言したワニ達は、地元の風刺屋サンカンチルに対し名誉毀損で6千万リンギの損害訴訟を起こした。「サンカンチルとラジャブアヤ」の記事では、ワニが図体がでかいだけの馬鹿で機転が利かない動物、そして直ぐに騙される動物のように描かれている、というのが彼らの言い分だ。また、サンカンチルの童話は偉大な伝統的マレー民話としてマレーシア全国で何万人もの子供たちに読まれている。ラジャブアヤは、裁判所にこの本の今後の発行を差し止めることも申請している。

向こう岸に見える果物が欲しくて川を渡りたいけど、川に居るワニが怖くて泳ぐに泳げない(サンカンチルと呼ばれる)ネズミジカが、(ラジャブアヤと呼ばれる)ワニの王様に ネズミジカとワニの数の多さを比べてみようと挑む。傲慢なラジャブアヤは 直ぐに川に居るワニ全員を呼び出し、このネズミジカに数を数えさせる。といった痛烈な風刺で、馬鹿力とズル賢さの張り合いをサンカンチルは描いている。

ワニ達は水面に浮かび、ネズミジカが背中に飛び乗って数えられるように、岸から岸まで整列する。ネズミジカはワニ一匹ずつに飛び乗って、安全に向こう岸に到着する。到着した後で、騙したラジャブアヤを家来の前であざける。

取り乱したのラジャブアヤは、この物語は自分だけでなく ワニ全員への侮辱であると語った。ラジャブアヤは、この物語はワニを傷つけ、恥さらしにし、ワニの評判や信憑性を 故意に損なわせるものだと語った。「我々は間抜けではない。ここで 我々が間抜けかどうか サンカンチルにはっきり言って貰おうではないか。」と大きな涙の粒を流しながら、ラジャブアヤは語った。

ファッション・ハウスのラコステは ワニをやめてトカゲのロゴに変えようかと考案しており、ワニ達は既に財政的損害を被っているとラジャブアヤは語った。人気の下着メーカーがワニ・ブランドを中止したら、著作権料金やライセンス料金までも失ってしまうと彼は語った。

一方、サンカンチル側は 「サンカンチルとラジャブアヤ」は単なる「風刺的フィクション」であり 本気に受け止めるべきではないと反論した。 「これはフィクション。事実ではない。単なる見せかけ。そんなこともわからないほどこの爬虫類たちの脳みそは小さいのだろうか?」

「なんで、ネズミジカがワニとおしゃべりができるんだ?! 両方とも馬鹿な動物じゃないか!」とサンカンチルは言明した。

その後 審理は三時間にも及んだが、その新聞報道を読んで 多くのマレーシア人が床を這いつくばって笑い転げた。 被告のサンカンチルは ワニたちが間抜けではないという動かぬ証拠を提出するよう要求した。被告はワニの遺伝子構造分析のための血液検査を要求した。 それに対し、血液検査を調査するからと一週間の休廷をワニたちは要請したが、それを聞いた法定には大爆笑が起こった。

その後、被告側はナショナル・ジオグラフィックのドキュメンタリーを見せた。その番組では、ワニはしゃべれず、理解不可能なうなり声、ブーブーという音、鼻息くらいしか発することができなかった。この証拠ドキュメンタリーで、ワニは格別に賢くはないという事も証明された。

国際野生動物保護協会から野生動物の専門家が呼ばれ 証言台に立った。彼はワニが言葉を発声できる科学的証拠はないと語った。「ワニは泳ぎ、転げ回り、噛み付きます。でも残念ながら話しはしません。」とオーストラリアの著名な動物学者ドゥーゴング博士は語った。「私達が知る限りでは、ネズミジカにも話す能力はありません。 彼らが本当に数を数えられるなど、私には信じられません。」

原告側は動物がしゃべるウォルト・ディズニーの漫画を証拠品として提出したが、裁判官は、「関係ない。」と却下した。

この訴訟のおかげで、その後に、オオカミが「赤頭巾ちゃん気をつけて」のグリム兄弟に対し6千万リンギ、クリスチャン・アンデルセンが「醜いアヒルの子」で1千万リンギなど、多くの損害訴訟が起きている。「ゴールディロックと3匹のクマ」訴訟の判決は4月1日に出る予定である。

サンカンチルに対する訴訟が起きたことを告げられた、国家称号保持者のダトー・シャーノン・アフマド博士は、「ヘッ、本当・・?!」と言うだけだった。

世界中に放送されるCNNの特別インタビューで、コメントを求められたサンカンチルは、「ワニたちは墓穴を掘っただけ。以前は自分の物語は子供たちが読むだけだったが、今では大人まで読むようになった。『サンカンチルとラジャブアヤ』はインターネットで何千とコピーされている。この物語はリフォーマシのウェブサイトにまでも載るようになった。」と答えた。

またワニたちがマラッカの歴史を思い出すように、「歴史的なマラッカ帝国は、一匹のネズミジカが王様の家来の犬軍団と戦って勝った場所から始まったんだ。ネズミジカは小さいけど、喧嘩したら強いんだ。」とサンカンチルは語った。



/\__/\
 o o
={_!_}=

Sabri Zain サブリ・ザイン


関連記事
この記事のURL | 民話・伝説 | CM(4) | TB(0) | ▲ このブログのトップページへ
<<マレー語と英語のチャンポン | メイン | マレーシアの民話 「サンカンチル」 Part 2>>
コメント
--
Dorothyさん
ドロシーさんにも応援して貰って嬉しいですv-344これからはドロシーさんやペガサスお師匠さんに習って、写真のお勉強をしたいと思ってます。ヨロシクv-363早く、流れる写真をマスターしたい・・・
私、中国語できませ~ん!でも数字だけだったら、香港でも台湾でも大丈夫。夜店に行って「負けて!ディスカウントして!」っつうの得意です。
2006/10/12 01:10  | URL | 暇人主婦 #-[ 編集] |  ▲ top

-しつこい人好きです。-
納得がいくまで追求したいですよね。
ドロシーもです。
ところで、この話因幡ノ白兎に似ていますね。

暇人主婦 さんは中国語で会話されるのですか?
2006/10/11 23:03  | URL | Dorothy #-[ 編集] |  ▲ top

--
ペガサスさん
暖かいお言葉ありがとうございます。ブログは自分の好きなことを思いっきりかけるので楽しい!だから書き終わったら、もう直ぐ夜明けみたいな時も多々あるけど、さすがに毎日は出来ません。そんな時、あ~年取ったんだぁ、と実感。頭の中だけはまだ二十代。v-431

ドラだよさん
執拗な私のサンカンチル追及にお付き合い頂き、ありがとうございます。感謝v-364
ここ2~3日、サンカンチルのことばかり追い求めていて、次に書くこと決めてません。これから考えなくっちゃ・・・
2006/10/11 19:54  | URL | 暇人主婦 #-[ 編集] |  ▲ top

-なるほど~~-
6千万リンギとはまた、大きく出たワニ(笑)
ナショナル・ジオグラフィックのドキュメンタリーだの、ウォルト・ディズニーの漫画を証拠品だの、CNNの特別インタビューだの、現代そのもので面白いです!
それにしてもいつも訳すの大変でしょう?
素晴らしいです。
ヘイズ、シンガポールでは数日前に130だったそうですね。まったくインドネシアったら・・
2006/10/11 13:03  | URL | ペガサス #g7r.6ZAU[ 編集] |  ▲ top


コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://malaysiaboleh.blog70.fc2.com/tb.php/75-9a6cffe4
| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。