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『田んぼのハゲ』インドトキコウ
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- 2007/11/14(Wed) -
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![]() 夕方のアンパンのウル・クラング通り(Hulu Kelang) 街灯の上から行き交う車を見下ろしているのは、コウノトリの仲間の インドトキコウ です。 インドトキコウは、ウル・クラング沿いにある Zoo Negara(ズー・ネガラ=国立動物園)の池で放し飼いにされている鳥です。 放し飼いにされているので、朝ここから飛び立って、シャーアラムやプトラジャヤ、時にはマラッカまで飛んで行くそうです。 そして夕方には、また動物園の池に帰ってくるのです。 マラッカまで飛んで行くグループは、しばらくそこに滞在して帰ってくる移住型の移動をするそうです。 ですから、朝や夕方にこの辺りを通ると、V字列をなして飛ぶ一団や、こうやって街灯で一休みしている姿をよく見かけます。 インドトキコウは、その名の通りインドから連れてこられた鳥です。マレーシアの気候が彼らにとって住みやすかったのか、繁殖してずいぶんと数が増えたそうです。 最初に連れてこられた時は50羽だったのが、今では○○百羽(忘れちゃった・・)に増えたって、動物園の飼育係のおじさんが教えてくれました。 → 現在は460羽だそうです。 ズー・ネガラには、インドトキコウによく似た シロトキコウ という絶滅の危機に瀕しているコウノトリの仲間も居ます。 シロトキコウ(左上)とインドトキコウ(左下、真中)の写真 ズー・ネガラは、今までに100羽以上のシロトキコウの繁殖に成功しています。 (この数は世界最高!) そして今年3月に8羽のシロトキコウを野生に返しました。 現在、マレーシアに生存する野生のシロトキコウは、50羽だそうです。(全世界で生存するのは5,500羽以下) シロトキコウはインドトキコウと違って、ズー・ネガラの檻の中で大事に飼育されています。でも、中には逃げ出してしまう鳥もいるそうです。 そんな逃亡者が、インドトキコウと交配すると混血種が出来てしまう。 絶滅しそうなシロトキコウの数が益々減ってしまう・・・! だから、インドトキコウも檻の中に入れるべきだ。・・・という新聞記事を何年か前に読んだことがあります。 でも、いまだにマレーシアの空を自由に飛び回っているから、その計画は中止になったのかな? 街灯ポストの上に鎮座する姿や、高速道路の上をゆったりと飛んでいく姿は可愛いものです。 アンパン方面に行って彼らを見かけると嬉しくなります。 インドトキコウ コウノトリ科 Ciconiidae トキコウ属 Mycteria 生息地: インド、スリランカ、東南アジア 体長: 1メートル位 (けっこう大きい) 特徴: お尻部分に綺麗なピンク色 黄色く下に曲がった長い嘴 体型がトキに似ているため『インドトキコウ』と呼ばれる 愛嬌のある顔 習性: 集団で行動する 巣は樹上に作る 学名:Mycteria leucocephala 英名:Painted Stork マレー名: Botak Padi Botak → ボタッ → 禿げ Padi → パディ → 田んぼインドトキコウのマレー名は 『田んぼのハゲ』 ![]()
先月末、こんなニュースをウェブで見つけました。 でも、ニュースの写真を見てみると、私にはシロトキコウではなく、インドトキコウに見えます。 シロトキコウの英語名は Milk Stork ミルクのように白いからこういう名前がついたのでしょう。 ちなみに、マレー名は Botak Upeh、あるいは Burung Upeh この二種のコウノトリの違いがよくわかるサイトがあります。 インドトキコウの写真 シロトキコウの写真 をクリックしてね。 |
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