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マースリ王女の伝説パート1
- 2007/04/23(Mon) -
ランカウィ島が リゾート・アイランドとして注目を浴びるようになったのは 90年代になってからです。
当時のマハティール首相が、LADA(Langkawi Development Authority)を組織し、ランカウィの観光開発に努めた結果です。 

日本でも 首相の出身地は開発が進むと言われますが、マレーシアでも同じことが言えるかな・・・? ランカウィはケダ州。 マハティール元首相はケダ州アロースターの出身です。  

一般に ランカウィ島の開発が遅れたのは、マースリ王女の呪いのためだと信じられています。

4月19日にご紹介したカンポン・トゥ・セニ・リゾートの近くに 伝説の王女マースリのお墓 (Makam Mahsuri) があります。

abcmalaysia.comに、そのマースリ王女の呪い、その後のランカウィについての詳しい記事がありましたので、それを訳したいと思います。
長いので二回にわけて投稿します。 



mahsuri1THE LEGEND OF MAHSURI 
マースリの伝説


これは、今から200年ほど前のランカウィに住んでいた美しい女性のお話、ランカウィでは一番有名な伝説です。
 


昔々 ランカウィに、シャムから移り住んできたイスラム教徒の夫婦が居ました。パンダッ・マヤとマッ・アンダムの二人は子宝を授かるように、いつも神様にお願いしていました。

やがて彼らの祈りは叶い、マースリという素晴らしい娘を授かりました。美しい女性に成長したマースリは、気立ての優しい大変な美人でしたので、ランカウィの支配者の息子であり武士だったワン・ダルスは彼女に夢中になり、すぐに妻に娶りました。 

結婚後間もなくして、彼女の夫のワン・ダルスは、攻め入って来るシャム軍との戦い出陣することになり、幸福だった結婚生活は壊れてしまいました。そんな時、吟遊詩人のデラマンが村にやって来ました。

デラマンと気が合ったマースリは、仲良くなりました。
そのうち、マースリはデラマンを家に泊めたと噂されるようになり、その噂は 彼女が不貞な妻だという悪意に満ちたゴシップに変わってしまいました。

彼女は、ハンサムなデラマンと不義を犯したと濡れ衣を着せられ、陰謀の犠牲者となりました。

この裏切り行為の理由に関しては 色々なバージョンがあります。
一番信じられている理由は、マースリの姑であるワン・マホラが彼女の美しさと人気を妬み、陰謀を企んだというものです。


他には、村長であるダトー・カルマ・ジャヤ(マースリの舅)が彼女に夢中になるあまり、息子の留守を利用して彼女に近づこうとしたことが 妻(姑)に発覚してしまい、面白くない妻がマースリを処分してしまおうと企てたというバージョンもあります。

こういう訳で、マースリは不貞の罪に問われ、義理の父親であるダトー・カルマ・ジャヤに死刑を宣告されたのです。

マースリの両親や子供が泣きながら懇願したにもかかわらず、彼女は引きずり回され、木に縛りつけられました。 マースリは身の潔白を強硬に主張し、慈悲を求めましたが、村長の妻の言いなりだった村人は容赦しませんでした。伝説によると、死刑執行人が使った刀や鉈ではマースリを傷つけることすらできなかったそうです。自分達の投げた槍が彼女を傷つけることなく彼女の足元に落ちるのを見て、村人は困惑しましたが、マースリの悪行を確信していました。彼らは彼女の潔白を信じるべきでした。

とうとう、マースリは自分が死ぬ以外に村人を静めることはできないと諦めました。そして自分の家にある儀式用の剣だけが自分を殺せると彼らに告げました。村人がその剣を取りに行き、マースリがその剣で刺された時、空は雲に覆われ、雷が鳴り響いたそうです。

        mahsuri

「クリス」と呼ばれる神聖な短刀で刺され 処刑された彼女の体から流れる白い血を見た村人は、衝撃を受けました。白い血は彼女の潔白を象徴していたからです。彼女の処刑時に、突然白い霞が起ったと言う者もいます。これは彼女の潔白に対する哀悼の意だと信じられています。

マースリは、「この不当な行為が祟って、ランカウィは今後七世代の間 繁栄することはないだろう。」と言って息を引き取りました。 彼女が有名なのは、この呪いのためです。 

--→ 明日に続く




abcmalaysia.comのご厚意により、写真の掲載を許可していただきました。



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コメント
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v-135 yamaojiさんへ
ランカウィの砂ってそんなに白くないような・・・そうそう、Pantai Pasir Hitam(黒い砂浜)ってのがあるんですよ。
ハワイの黒い砂浜は、真っ黒だったけど、ランカウィのは、黒い砂と普通の砂が混じってるって感じ。たしかそこにも伝説があったような・・・
マースリ王女の潔白性はお墓の白さ【白い大理石】で表されています。

v-135 鍵コメさんへ
保存しております。でもおっしゃる通りにさせて頂きました。
ご丁寧にありがとうございました。

v-135 Dorothyさんへ
ホント、ほんと、世の中には妬み深い人っているのね~!
そういう人とは、係わり合いにならないことを祈るのみ。
2007/04/24 00:18  | URL | 暇人ひー #-[ 編集] |  ▲ top

-かわいそうだね・・・-
今も昔も、世界中どこでも陰謀がはびこっているんだね。
半分の人々はよき人々だったでしょう。でも一握りの悪人がとっても強いのですよ。
たたりがもう終わって良かったね。
2007/04/23 22:55  | URL | dorothy #-[ 編集] |  ▲ top

--
これを単純に 美人薄命 と言う言葉で終わらせられるのでしょうか?
このマースリーさんの涙がランカウィの白い砂になったとか?
ダンナは何をしていたのですか?
妻のことを信じていれば必死に疑いをはらすべきでしょう。

日本では、坊主を殺すと3代祟る と言われています。
2007/04/23 22:01  | URL | yamaoji #-[ 編集] |  ▲ top

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v-135 ペガサス師匠へ
この伝説にはたくさんのバージョンがあって、このバージョンでは今は8代目。でも他のバージョンでは7代目です。
ランカウィの人気が出てきてるから、もうマースリの呪いは解けたと思っていいのではないかと・・・

v-135 ぐらさんへ
>若い嫁を嫉妬する姑にはなりたくないものだわ。
ぐらさんは絶対そんな姑にはならない!
お嫁さんにも好かれ、年取ったら孫にも慕われるおばあちゃんになりますよ。

v-135 Zairulさんへ
オォォォ・・・忘れずにちゃんと調べてくれたんだぁ!
感激です。どうもありがとう!
そのオカマさんっぽいというM.Daud Kilauがどんな人だか、早速調べてみます。
Terimakasih banyak-banyak、 Zairul-san!
2007/04/23 20:50  | URL | 暇人ひー #-[ 編集] |  ▲ top

--
遅くてすみませんm(_ _)m

"senyumlah senyumlah ahai cik mek molek..."

この曲の題名はそのまま、「Cik Mek Molek」。歌ったひとは、M.Daud Kilauという、見た目ではオカマ?っとついつい思ってしまうかもしれない、20年前に大人気な歌手です。CDはもしかしたらまだ売れているかもしれませんよ。v-7
2007/04/23 17:57  | URL | Zairul #-[ 編集] |  ▲ top

-美人で損した?-
マースリは舅さんが横恋慕するくらい美人だったのね。若い嫁を嫉妬する姑にはなりたくないものだわ。
2007/04/23 16:28  | URL | ぐら #-[ 編集] |  ▲ top

-嫉妬か陰謀か?-
古代から、悲劇は嫉妬から・・ってケースが多いのよねぇ。才色兼備で、しかも優しかったりすると、ねたまれるんだわー
しかし、マースリーが死刑に決まったとき、
夫のワンや、詩人のデラマンは、マースリーを助けることが出来なかったというのが、悲しいですねぇ

続きが凄く気になります
今後7世代というと・・・今はもう呪いはとけたのでしょうか(興味津々!)
2007/04/23 15:14  | URL | ぺがさす #g7r.6ZAU[ 編集] |  ▲ top


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