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マレーシアのお化け Pontianakパート2
- 2006/11/03(Fri) -
マレーシアのお化けトヨール(Toyol)ラングスィール(Langsuir)ポンティアナック(Pontianak)パート1と続きましたが、今日のポンティアナック・パート2でお化けのお話は終わりにしようと思います。

今日は、ポンティアナックについて人々が信じていること、言い伝えられることをかき集めてみました。  
ポンティアナックとは?
一般的に「ポンティアナック」は、出産時に死亡した女性の魂と信じられています。
「ポンティアナック」は基本的に夜出現する女性吸血鬼です。その女性吸血鬼は赤ちゃんを連れて出て来ることもあります。
よく見られるのは道端や木陰です。
彼女の髪の毛は長く、男性を魅了するために、若く美しい姿で現れることもあります。 →これがラングスィール
被害者が罠にかかると、彼女は鋭い牙を持つ醜い老婆に変身し、ほとんどの場合、爪を使って攻撃します。
その防御方法は、多分ピョンピョン跳躍することか、ボクシングのようなフットワークしかないでしょう(?)。 ← どうして、これが防御法?取り付く隙がないからかな・・?
ポンティアナックは腸を餌にし、人間の体から多量の出血がある出産に引き付けられると信じられています。
昔の人々は、出産時にこの吸血鬼から身を守るために、彼女が恐れるという棘のある植物を家の周り置いたりしていました。

ポンティアナックの伝説
妊娠中の女性が死ぬと、出会った人全てに非業の死をもたらす夜行性の死に損ない「ポンティアナック」となって生き返ると言われています。
この生き物は古い大木の幹の中に住み、首に鉄の釘が打ち込まれると生前の人間性を取戻すそうです。
死んで埋葬されるまで首の中に釘を打ち込んでおき、もしそれが外されたりすると、またポンティアナックに逆戻りし、大虐殺を始めてしまうのです。
この恐ろしい攻撃力のため、ポンティアナックを手懐けようとする人はほとんど居ません。こういうことから、女性、特に既婚女性を殴ることは良くないと人々は考えるようになりました。

動物への化身
ポンティアナックは二種類の動物に化けると思われています。
 白い鳥。私達が毎日見かける鳥と違い、この鳥はさかさまになって飛びます。マレー語では、「ワスワック鳥 (Burong Was Wak) 」と呼ばれています。
  白い大きな白鳥。
白鳥は夜中に一匹で飛んだりしませんから、幽霊かどうかの判断のめやすは時間です。


人間への化身
ポンティアナックが化ける人間の姿には二種類あります。
 とても美しい若い女性。
 完全に死んでいない屍骸。
どちらの場合も、彼女が顔を見せることはほとんどありません。


どのような死に方をするとポンティアナックになるのか?
一般的な信念は、ポンティアナックはたいていの場合、出産の間に死んだ女性の幽霊だということです。
他にも、ポンティアックは男性に虐待されていたという信念もあります。
でも、出産時に女性が死んだから、あるいは虐待された女性だから墓から戻って来るというわけではありません。
子供に会う必要があったり、自分を虐待した人物に復讐しようとする時にだけ、ポンティアナックとなって戻ってくるようです。


良く耳にする言い伝え
ポンティアナックと出合ったという話は沢山あります。
ポンティアナックは墓場を荒されたり、誰かに出てくるように説得されない限り、人々を付回したりすることはほとんどありません。
もしポンティアナックを取付かせようとする人が強力な意思の持主であると、その説得も役に立たないことがあります。
一番信じられていることは、ポンティアナックは出産時に死んだ女性の幽霊だということです。
彼女が赤ちゃんと共に、あるいは赤ちゃんを出産した後に死んでも、結局は同じ事です。
彼女は復讐心に満ちた霊となって舞い戻り、他の女性が自分にはできなかった出産をする事実を憎むのです。
他にも、彼女が出産時に出てきて新生児を「盗み取って」行くと信じる人が多くいますが、それは間違いです。
新生児を「盗み取る」のは、他の亡霊「ペナングガル」です。

ポンティアナックは何を一番恐れるのか?
マレーの幽霊は、明らかに神聖なコーランを恐れています。
彼女は身に纏っている白いガウンと一緒に焼かれてしまう火も恐れています。
また、ポンティアナックの前で女性が丸裸になると、彼女は叫びながら逃げ出すのです。ポンティアナックは「女性」でありながら、普通の女性にあるものがないのです。彼女が逃げ出すのは、怖さからではなく、恥ずかしさのためです。

ポンティアナックの色々な名称
 インドネシア - 「クンティラナックの幽霊 (Hantu Kuntilanak)」
 シンガポールとマレーシア - 「ポンティアナックの幽霊 (Hantu Pontianak)」
 若者の間では
   ● [ミス・ポンティアナックという意味の「チック・ポン (Cik Pon)」 (←酒場のお姉さん・・?)
   ● お姉さんという意味の「カカック (Kakak)」

ポンティアナックが目撃された場所
残念ながら、マレーシアでの実証見聞の記録は見つけることができませんでした。
以下は、ポンティアナックを見たという報告のあったシンガポールの場所です。 
午後7時15分~午前7時15分の間(=夜間)に、このような所にカップル、或は一人では絶対に行かないようにしてください。
それでも貴方が、ポンティアナックなんか怖くない、ポンティアナックを見てみたいというのなら、会えるかもしれません。

 クレメンティ・ウッズのホワイト・ハウス
 パシール・リス・パークの一番高い塔
 パシール・リス・パークの迷路
 イースト・コースト・パークの黄色い灯台
 クレメンティ大通り5番にあるジョギング用道路付近のバナナ栽培場
 ウェスト・コースト・パークのマーシュ・ガーデン
 ラバドール・パークの木立の中
 ケント・リッジ・パークの池
 ケント・リッジ・パークの木立の中
 タングリン・ホールトの鉄道路線沿いの某所
 ウエスト・コースト・マングローブ湿地
 べドック貯水池615ブロックの某所
 新&旧チャンギ・ホスピタル
 新チャンギ・ホスピタル近くの歩道橋

ポンティアナックが何所にでも居ることは明らかです。
彼女の次の出没場所を予言することはできません。
ちょっと振り返ってみて! 
コンピュータに向う貴方の後ろに、誰かが立ってるかも~
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コメント
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ペガサス師匠
そんなぁ、ポンテちゃんなんて、可愛いもんだったらいいんだけど。頭のてっぺんから足の爪先まで怨念が詰まってる見たいなお化けだよん。
yamaojiさんもポンテちゃんをポンティアックと勘違いしてました。
こんなお化けに詳しくなったって、どうしようもないんだけれど・・・マレーシア人をより良く理解できるようにと思って調べはじめたのですが、なんかトヨールを操って金盗んだり、ポンテちゃんなんかとつきあったりするマレー人が怖くなってしまいました。

ドラだよさん
霊ってどこにでもいるけれど、この辺って自分のためにそれを悪用する人が一杯居るから神様が怒ってよけいに怖いこと(津波とか地震とか・・)が起こるんだ、なぁんて思ってます。タイのように精霊を尊崇するのはいいけれど、神頼み(信仰)というより、怨念祈願が多いことが恐ろしい!

Dorothyさん
はい、信じてます。だから怖い。でもお化けよりもそれを操ろうとする人達のほうがもっと怖い。
マレーの友人がデイビッド・コパーフィールドは悪魔に魂を渡す代わりに魔術を手に入れた、と本気で言ってました。Dorothyさんどう思う?

yamaojiさん
鬼子母神の話、聞いた事あるかもしれないけど、知らない。知りたくない。でも「どこの国でもお腹を痛めてやっと生まれてくるのですから母と子のつながりは時として陽になったり陰になったりするのかな・・・」はピンポ~ン、同感で~す!
2006/11/04 01:50  | URL | 暇人ひー #-[ 編集] |  ▲ top

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今回がお化け段の最終のようですね、
最後までしっかり読み終えて ん!
日本の 鬼子母神 の話に似ている箇所がありました。
子供を残し惨殺された母が残された赤子に乳を飲ませる為に鬼と化し旅人を襲って臓物を食らってた。
なんか似てません?
どこの国でもお腹を痛めてやっと生まれてくるのですから母と子のつながりは時として陽になったり陰になったりするのかな、なんて感じました。
お時間取れましたら第二弾お願いしときます。
2006/11/03 23:36  | URL | yamaoji #-[ 編集] |  ▲ top

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あははは、最後の落ちがおかしいですね。
で、ひーちゃんはポンテちゃんのことをどれぐらい信じているのかな?どうやら信じていそう・・・
ドロシーは元来幽霊は信じていないのですが、子供のころ、ぼっとん便所には幽霊がいて、下からお尻を触るというのを信じてました。
水洗便所ってありがたいわね。
2006/11/03 21:01  | URL | Dorothy #-[ 編集] |  ▲ top

-怨霊は女性の化身が多いですね-
やはり、怨なのですね。
でも、こうした怨霊の話って、後進国が多いですね。
もっとも、先進国と言われる国にもありますが、淘汰していっているのでは、という印象があります。
一種の「いましめ」なのかもしれませんね。
特に、女性差別が多かった、今でも続いている国・・・。
でも、例えば食が豊かだと、その怨霊もしくは霊を「精霊」として拝み、尊崇することでその影響から逃れようとする風習があったりしますね。
タイなどでは、ピーつまり政令を毎日拝み、尊崇する、だって、タイの国のすべてにピーが存在するわけですから。一木一草にまでピーは存在すると言われていますよね。
日本で言う、道祖神のようなものに森羅万象を置き換えて自身を守ってもらう・・・なかなかの知恵ですね。
なんだか、久しぶりに東南アジア旅したくなりました。
2006/11/03 14:56  | URL | ドラだよ #-[ 編集] |  ▲ top

-ぎゃー!-
ぎゃーーー! 
振り返ったら、髪を振り乱した女性が!
(って鏡に写った自分じゃん?)

いやはや、怖いですね、ポンテちゃん。
シンガポールにも進出してるんですねぇ
タイも幽霊をピーと呼んで怖れていますが、ポンテちゃんのほうがずっと怖そう・・・

そういえばポンティアックってアメ車、なかったかしら?? 連想ゲーム的に思い出してしまいました。

ひーちゃんの講義で、すっかりポンテちゃんに詳しくなりました、ありがとう~

2006/11/03 04:52  | URL | ペガサス #g7r.6ZAU[ 編集] |  ▲ top


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