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マレーシアのお化け Pontianakパート1
- 2006/11/02(Thu) -
昨日は、死産のショックで死んでしまった女性のお化けラングスィール、そしてその死産の赤ちゃんお化けがポンティアナックだとお話ししました。

でも調べてみると、「出産時に死亡した女性の亡霊・吸血鬼はポンティアナック」というほうが一般的なのです。

ラングスィールと赤ちゃんお化けのポンティアナック (またはマティアナック=死んだ子供) は、「マレーの魔法」 作者である サー・ウィリアム・マックスウェルが唱えるひとつの説のようです。
また、ラングスィールはポンティアナックの中でも、特別に美しい亡霊のようです。

 ポンティアナックという言葉の由来

1. マレー語で 「anak アナック」 は子供という意味ですが、「ponti ポンティ」という言葉は不明だという説。
2. インドネシア、カリマンタン州都のポンティアナック市が亡霊ポンティアナックの出身地だという説。
と二つの説がありますが、以下はその2番目の説についてです。 
ポンティアナック市は約50万の人々が住む、貿易で繁盛する街です。
その中の30%は中国人系です。この街は海から数キロの地点、海岸沿いに茂るマングローブの森の向こう側、内陸部にあります。
またここはカプアス川 (Kapuas) とランダック川 (Landak) の分岐地点、南には5400平方スクエアのカプアス・デルタが広がっています。
ポンティアナック市の繁栄はその条件に恵まれた位置、そして迷信を信じないアラブ人のおかげです。

1772年、海賊で皆から恐れられていたアラブ人のシャリフ・アブドゥル・ラフマン・アルカドリ (al-Sayyid Sharif 'Abdu'l Rahman al-Kadri) は、自分の人生を好転させようと定住することにしました。
悪霊 (マレー語:ポンティアナック) が住み着く土地ということで、誰も欲しがらない空き地を彼は選びました。
このアラブ人は迷信を信じない良識を備えた人間でした。彼は人間の敵にしたように、大量の大砲でポンティアナックを追い払いました。 悪霊は逃げましたが、その名は街の名前となって残りました。

このポンティアナック市のアラブ人に追い払われたポンティアナック達が、マレーシアにまで拡散していったのでしょうか?

マレーシアでは、ホラー映画は宗教上の理由から20年以上もの間、禁止されていたそうです。
でも、昨年それが解禁され、ポンティアナックの映画が製作されました。
Pontianak Harum Sundal Malam というタイトルです。
Pontianak Harum Sundal Malam I & II  Sumpah Pontianak

Pontianak Harum Sundal Malam I & II と Sumpah Pontianak のポスター

この映画、両方ともマリア(マヤ・カリン)という美しい女性が主人公。
マリアがある村へやって来た途端に、変なことが起こるようになり、それは出産の最中に死んだ若い女性のポンティアナックのせいだと村人が最後に悟るというお話です。
「Sumpah Pontianak 」は1958年製作。
主演は伝説的女優のMaria Menado だそうです。


 ポンティアナックの開拓者、シャリフ・アブドゥル・ラフマン・アルカドリ
(これはジャワ文書研究会のサイトから引用させていただきました。)

ポンティアナックを築いてスルタンとなり、その後代々スルタンとしてこの地を治めたアル・カドリー (al-Qadrī) 家は、イエメン出身のアラブ人。
Sayyid Husayn bin Aḥmad al-Qadrīは、ハドラマウト(イエメンの地方)のタリーム (Tarīm) で学問を修め、マラバール海岸に数年間滞在した。1730年頃にマタン (Matan) に到来し、そこで教師と裁判官を務めた。
彼とマタンのスルタンに繋がる血筋のダヤック人の内妻との間に生まれたSayyid ʿAbd al-Raḥmān (Yūsuf) も、ムンパワの支配者の娘やバンジャルマシンのスルタンの娘と結婚し名声と地位を強化した。
また、彼は交易で蓄えたお金で武装船を装備し、徒党を組み、ボルネオからスマトラ島に至る海域で海賊行為を行った。
その後、バンジャルマシンやムンパワの支配者と折り合いの悪くなった彼は、1772年、当時無人の地であったカプアス川とランダック川の合流地にポンティアナクを建設した。
内陸部との外の海域世界とを結ぶに要地に位置したポンティアナクは交易の要地として発展し、また、ジョホール・リアウの Raja Haji の協力の下、サンガウを征服し、彼からスルタンの位を受け取った。
その後、1779年にオランダと協定を結び、スルタン位の承認と引き替えに徴税権を譲渡するなど、保護と引き替えに、次第にオランダの 「支配下」 に入っていった。


明日は、ポンティアナックについて詳しく調べてみるつもりです。
しつこくて、すみません
でもyamaojiさん、期待して待っててね~
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コメント
-Rcikyさんへ-
はい!最初は750→760→775→800→850→900と段々と大胆になってしまいました。Macユーザーの人には、はみ出てしまう・・?私のブログ見てくれる人にMacユーザーっているのかな?アクセス解析で調べられるかな、チョット見てみます。
ところで、広くなって読みやすいでしょうか?それとも大きすぎてよくない?
2006/11/04 02:13  | URL | 暇人ひー #-[ 編集] |  ▲ top

-思いっきり広げましたね!-
900px まで外枠を広げましたね! もし、Mac ユーザーから、「画面がハミ出してしまう」というコメントがありましたら、800px まで狭めて下ださい。
2006/11/03 16:21  | URL | Ricky #eOGNcWzU[ 編集] |  ▲ top

--
 MAKOさんへ
私のお師匠サンのお師匠サン、だから大先生!恐れ多くも「MAKOさん」なんてタメ呼びしちゃった・・v-388来てくださるとは思いもしませんでした。ありがとうございます!
ハイ!ご期待に沿えるようKL情報、頑張ります。私と同郷のあひるさんがロングステイの先輩として、KLから情報発信していらっしゃいます。「あひるのひとり事」リンクにあります。是非ご訪問を!

はっぴーさんへ
いらっしゃ~い!おっ久しぶりです~!
はっぴーさんの近所の子供たちは、引っ越してきて間もない外人さんに人見知りしちゃったんじゃぁないの?それともハロウィンに全然関心なし?

お師匠サン
ゥワッ、お師匠さんも来てくれた!(大丈夫?)盆と正月が一度に来た・・・これからはお師匠サンのお師匠サンの所にも通ってお勉強しま~す!
TBは、して貰ったら、して返したほうがいいんですね。早速ブログピープルのトラックバック・ピープルを乗せました。でも自分の記事も入ってる、何これ・・?

yamaojiさん
マレーシアでもそのANAKっていう歌、流行ったみたいですよ。日本語にもあったんですか?私、フォークソング聞かないから知らなかった。
杉田次郎さんてi-185戦争を知らずに、僕らは育った~i-185って歌ってた人でしょ?あれっ、違う?
今日のポンティアナックはラングスィールとたいして違わないから、期待はずれだったらごめんなさい。

ドラだよさん
精霊とか怨霊とか、おどろおどろしくって嫌いです。私はマレーシアしか知りませんが、東南アジア全体に共通することなんでしょうか?日常的に行われたりするから、ちょっというか随分、退いてしまいます。
2006/11/02 23:55  | URL | 暇人ひー #-[ 編集] |  ▲ top

-広く・深く追求する暇人ヒーさんへ!-
ポンティアナックという妖怪の映画、ホラー物の苦手なドラだよですが、、このポスターの1枚目のイラストは凄い目ですね。おどろどろしい視線で、目を逸らせてしまいます。
基本的には「怨霊」なのでしょうね?
精霊と怨霊が渾然一体となっている社会、というのを感じます。東南アジアはおしなべて、そうした混沌とした価値観の社会が、構築されているのだと改めて思います。
それは、やはり階級という社会構造に起因するのでしょうか。
続きへの期待をします。
願わくばポンティアナックが怨霊から、せめて怨に留まらんことを!
2006/11/02 22:13  | URL | ドラだよ #-[ 編集] |  ▲ top

--
うれしいです。
有難うございます。
フィリピンのフォークソングで 
anaktという歌があり日本では杉田次郎さんが日本語で歌っています。
で anak という意味がたしか「息子」だったと思ったのでお聞きしました。
この歌は子を持つ親だったら誰でも感じる歌詞だったので覚えていました。
明日もワクワクしながら覗いちゃいますよ。 
2006/11/02 20:09  | URL | yamaoji #-[ 編集] |  ▲ top

-美人ですねぇ。。-
あ、MAKO先生が!(ノ゚⊿゚)ノびっくり!!
彼女は、私に画像の加工を教えて下さった先生なんですよぅぅ

ポンティアナックの映画、興味深いですね
美人が出演というのがいいですヨ。
私は自分がチビ・ブス・デブと三拍子揃ってるので、すらりとした美人を見るのは好きです~♪

ではではまた明日、お勉強しにきますデス
ハロウィンのTB、ありがとう~
ドロシーさんへもお返しのTBしたのね、こうして相互にTBを増やすと、ブログ自身が強力になり、検索などにかかりやすくなり、アクセスも上がるそうです~



2006/11/02 16:20  | URL | pegasus8 #g7r.6ZAU[ 編集] |  ▲ top

-お久しぶりです-
さすが、知的な文章ですね。
とても参考になります。
マレーシアもハロウィンは子供達が訪ねてくるんですね。
日本ではそういうことはないので、
オーストラリアから引っ越してきたばかりのオーストラリア人の友人がキャンディーをた~くさん用意して家でまってたのに誰も来なかった(涙)とさみしそうでした。
文化の違いですね。
2006/11/02 16:17  | URL | はっぴー #-[ 編集] |  ▲ top

-ビックリした・・!-
おはようございます。
先日はコメントありがとうございました。
私は文章が苦手なので文章を書ける人を
尊敬します。凄いですね。
将来はペナン島と思っていたのですが最近は
チェンマイかなぁ(笑)何て思い出したり、KLには行った事がないのですが妹は気に入ってそちらも候補です。
情報お願いしますね。v-156
2006/11/02 09:03  | URL | MAKO #5sg77xo.[ 編集] |  ▲ top


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